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増えている高齢者世帯

内閣府の調査によると、平成27年の一人暮らしの高齢者(65歳以上)の数は、男性192万、女性400万人で高齢者人口に占める割合は、男性13.3%、女性21.1%となっています。これは昭和55年に比べると人口で6倍以上、割合で2倍以上になり、その数はこれから先も増え続ける見込みとなっております。

高齢者になった親

高齢者世帯とゴミの問題

一人暮らしの高齢者世帯が増えるにつれ、介護が大きな社会問題になっておりますが、一方で近年「高齢者とゴミの問題」も高齢者世帯の生活環境を脅かす問題として、クローズアップされるようになってきました。片付けができず、増え続けるゴミや不要品の問題を、どのように解決していけばよいのでしょうか?

帰省するたびにひどい状況に

子ども逹が近くに住んでいて、頻繁に親の家に行ければいいのですが、遠くに住んでいる場合ばそうもいきません。
せいぜい、お正月休みやお盆休みなどの長期休暇を利用してという方も多いのではないでしょうか?
そして久しぶりに帰ってみると、前回帰省したときよりも増えているゴミの山に愕然としたという方もいらっしゃるのではないでしょうか?

なぜそうなってしまうのか?

今の高齢者は、物の少ない時代に育ち、物を大切にするという意識がとても強い傾向があります。それなので、不要になったものでも捨てられず、「いつかは使うかもしれないので」という理由でとっておくので、どんどん物が増えていってしまうのです。又それ以外の理由として、認知症を患って誰かの手助けがないと片付けができない、体が不自由でゴミ出しも大変だという高齢者世帯の問題もあります

片付けができない親の家

なぜそのままではいけないのか?

物が溢れかえり、床さえも見えなくなってしまうような状況になると、それは高齢者にとって大きなリスクとなってしまいます。
一番大きな問題は衛生面の問題で、体はもちろんですが、精神的にも悪い影響を与えかねません。
又物につまずいて怪我をしたり、大事な物が見つからなくなってしまったりと、生活に支障をきたす事態になってしまうこともあります。
そんな不測な事態を回避するためにも、子ども逹が協力して不要な物を片付け、生活環境を整えていくことが必要となってきます。

どのように片付けを進めていくのか?

もしそこに住んでいる親自身が片付けを望んでいるのなら、業者に依頼をして速やかに整理をすることは容易いでしょう。問題は、その親が片付けることを拒んでいるケースです。その片付けたくない理由としては、「いつか使うから捨てるのはもったいない」「大事な物があるから、他人に触れてほしくない」などがあげられます。それでは片付けに納得していない親に対して、どのように片付けを進めていけばいいのでしょうか?

常に頭に置いておかなければならないことは、片付ける目的は親の為であるということを忘れず、根気強く親と話し合うということです。親の了承を得ず、親の為だからと強制的に片付けを実行すると、終わった後に強烈な親の怒りを買い、親子の関係まで崩れるということも考えられます。それなので時間をかけて、親に片付けることを納得してもらうということが、第一になります。又、全てを一度に実行するのではなく、先ずは一部屋づつとか、タンスの引出し一か所だけでもいいかもしれません。そして実行されて片付いた所で、明るい態度で前向きな言葉をかけてあげれば、それが第一歩になるかもしれません。

まとめ

親の家の物は、親自身の所有物です。いくら親のためとは言え、親に無断で片付けを進めるのではなく、納得してもらった上で実行できるよう進めていきましょう。

※親の家の片付けに関して、参考になる書物も出ています。たくさんの実例と、実践するコツが収載されています。関心のある方はご覧になってください。
「親の家を片づける 実践ハンドブック」 主婦の友社

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