ベッドは売れないって本当？

リサイクルショップでベッドは買い取ってくれなかったという話はよく耳にしますが、ベッドが売れないというのは本当なのでしょうか？

確かにリサイクルショップの売り場の中に、ベッドが置いてない店舗が多いような気がします。それではなぜ、リサイクルショップではベッドを扱いたがらないのでしょうか？

ベッドが売りづらい3つの理由

ベッドが売りづらい最大の理由は、お店で展示するスペースを広くとってしまう割に、売れるのに時間がかかるので、効率を考えてお店側としては扱いたがらないということではないでしょうか。又、ベッドの運搬の際にフレームを解体したり、組み立てたりと、手間が余分にかかるのもベッドが敬遠される要素になっているような気がします。

以上2点はお店側の事情でしたが、ベッドが売りづらい最後の理由としては、買い手側の事情もあるようです。それはベッドは寝る道具なので、他人が使ったものは使いたくないという方が比較的多いのです。

ベッドを積極的に買い取るお店もある

以上のような理由で中古として人気のないベッドですが、探すとベッドを積極的に買い取るお店もあります。

もちろん買取をするからには、それ以上に売れなければ商売としては成り立たないわけですが、そのお店はなぜ、他のリサイクルショップでは余り売れないベッドをたくさん売ることが出来るのでしょうか？

その秘密とは？

日本人は、他人が使ったベッドを使いたがらない人が多いですが、実はベッドで需要があるのは、最近増えてきている外国人居住者なのです。外国人はベッドを使用する習慣が日本人以上にあり、安く買えるのでしたら中古でも構わないという考え方を、多くの人が持っています。それなので、外国人が周りにたくさん住んでいるような地域でしたら、ベッドも普通に売れるという事なのです。

買取相場はいくらなのか？

しかし、いくらベッドが売れるといっても、出張買取に行く手間もかかり、ベッドを展示するスペースを余分にとってしまうので、買取相場もそんなに高くないようです。ベッドのサイズやメーカーなどにもよりますが、5000円以下のケースがほとんどのようです。

まとめ

購入したときは10万円以上した高価なベッドでも、中古での需要が限られていて、売れないケースも非常に多い商品です。又、いざ処分しようとしても回収の手間がかかる分、処分代も高くつきます。もし買い取ってくれるお店があれば、安くても売ってしまった方が結果的にはお得になるのではないでしょうか。